保湿する方法は?

保湿する方法の前に、まず保湿には2種類あるということを理解することが必要です。前項で触れていますが、保湿は水分だけでなく油分を取ることが必要です。つまり保湿には水分と油分を補うものが必要であり、この性質の違う2つを1つのもの(製品)で補うことはできないということです。油分は肌のバリア機能としての保湿となります。これはクリームやオイル系のものになります。水分は肌の水分量を調整するものであり、化粧水がメインとなります。

乾燥肌を防ぐためには、スキンケア用品で十分対応が可能ですが、乾燥肌が進んでいる状態やアトピーの症状が少し出始めている場合は化粧品では追いつきません。そうなると保湿剤になります。保湿剤は外気の水分を吸着するタイプ、水分を抱え込んで保持するタイプ、水分をはさみ込んで保持するタイプがあり、含まれている成分も違っており、刺激が強いものもあります。そのため使用する箇所も制限されることがありますのでどのタイプを使用するか見極める必要があります。

またアトピーの原因や症状、アレルギー症状の成分は個人で違ってきますので、使用前には必ず異常のない皮膚の薄い部分に塗ってパッチテストを行い様子を見ましょう。パッチテストを行ったことがない人は、医師に相談することから始めてみることをお勧めします。

保湿の効果について

保湿の効果というものは、残念ですが劇的な変化は起こり辛く、目立った結果を得られるものではありません。なぜなら保湿は予防であり、今の状態を維持するものなのです。化粧やダイエットのように、今の状態から劇的に変えていくものではないのです。ですが保湿はアトピーに必須ですが、健康な肌にも大切なスキンケアの基礎といっても過言ではありません。

あまりよろしくない例えですが、お肌は化粧を行う人にとってはキャンバスでありすべてのベースです。そのキャンバスが痛んでいては、化粧という色が乗りませんし、化粧自体が刺激物になってしまいます。肌の調子が良い、現状を維持し続けるというのは、実は非常に重要なポイントなのです。

保湿は化粧のように使ってすぐに結果がでるものではありません。何日も繰り返し保湿することにより、お肌の調子を正常に整えていくもので時間が掛かるものです。もともとお肌の調子が悪い人にとっては、現状を維持していくのが結果かもしれません。ですがそれを行わなかった場合は、間違いなく悪化していますので結果としては上々なのです。

保湿はスキンケアであり、高いものが良いとは限りません。人に個性があるように、肌質にも個人差があります。価格で選ぶのではなく、自分に合ったものを選ぶようにしてください。